ドレッサー。（ネタバレあります）

三谷幸喜演出、橋爪功/大泉洋主演の舞台、ドレッサーの初日を見に行きました。
こちらもネタバレありで感想書きます。閲覧にはご注意くださいませませ。

タイトル：ドレッサー
場所：世田谷パブリックシアター
作：ロナルド・ハーウッド
翻訳：徐賀世子
演出：三谷幸喜
出演：橋爪功／大泉洋／秋山菜津子／平岩紙／梶原善／銀粉蝶／浅野和之

兎に角大泉さんがしゃべりっぱなし！セリフ回しも「ボヤキ」同様かなり速いテンポで延々話し続けてる。
それと相反して橋爪さんが、最初は激情して同じようにセリフが早くなるのだけれど、落ち着いたあとは大泉さんと対比してかなりスローに話していく。

初日だったので、ピリピリした緊張感と、あまりこなれていない感じが（特に女性陣に）出ていたけれど、大泉さんと橋爪さんの演技でカバーできている。

全体的に三谷さんぽくない（正統派な）演出だったけれども、大泉さんのあのしゃべくり自体が多分三谷さんの演出なんだろうな。軽いいぢめだと思う。笑。
でもそれを完ぺきにこなして、歌まで歌って、舞台上をくるくる回って。

もちろん梶原さんと浅野さんっていう三谷さん舞台には欠かせない人たちがいて、ちゃんとフォローしてくれていて。
お二人の独特の演技がまた本当に舞台に彩りを添えていました。

久しぶりの三谷演出舞台で、よくもわるくも「らしくない」感じでした。
ようちゃんの手足の長さとスタイルの良さが強調されているのでようちゃんファンにもたまらないかも。
でもそれ以上にきっとお話に引き込まれると思います。